グリコーゲンと体脂肪

4/08/2010

2種類のエネルギー源

スポーツするとき、運動するときに使用するエネルギーには主に、体内に蓄積された糖質であるグリコーゲンと体脂肪があります。

グリコーゲンと体脂肪の違い

グリコーゲン
グリコーゲンは直接ブドウ糖に分解できるという、即座にエネルギーに変えられるという利点があります。運動をすると、グリコーゲンが多く消費され、一方の体脂肪はしばらくたってから使われはじめます。
グリコーゲンが消費されると、疲れの元となる乳酸が発生します。

また、グリコーゲンは、たとえば体重60Kgの人の場合、一般的に体内に蓄えることができる量はわずか1,800Kcalしかありません。そうなると長時間運動することが難しくなってしまいます。

体脂肪
グリコーゲンが消費され、その次に積極的に体脂肪が燃焼されはじめます。一般的にそのタイミングは運動をはじめてから約20分後と言われています。しかし、一般的に体内に蓄えられる体脂肪の量は、体重が60Kgの人の場合で54,000Kcal。これは同じ条件の人のグリコーゲンの蓄積量と比較すると約30倍にあたります。また、疲れの元となる「乳酸」の発生が抑えられるというメリットもあります。

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