フルマラソン 30kmの壁

4/20/2010

今回のフルマラソンで感じた「30kmの壁」について冷静に分析しました。

一般的に「30kmの壁」の原因は次の3項目が挙げられています。
① エネルギー切れ
② ペース配分誤りと脱水
③ ショックに耐えられない

自分の場合、エネルギー切れには襲われませんでした。なぜならば、20km地点で一回PowerBar GELを食べ(飲み?)、30km地点でもう一度PowerBar GELを食べ(飲み?)たからです。また、エイドステーションでは、確りバナナを食べました。また、エイドステーションで多少の休憩もしました。

ペース配分も特段誤りなく、また、こまめに給水したため、脱水症状もありませんでした。
   
問題は、③の「ショックに耐えられない」です。

フルマラソンで着地する回数は、ストライドの長さで42.195kmを割った距離です。片足の回数はその半分です。歩幅が1mなら片足あたり21,097回のジャンプです。1.25mで16,878回。こんなにジャンプを続けたことはありません。

この繰り返しによる勤続疲労ならぬ「筋続疲労」が、あまり走り慣れていない距離(あるいは着地の回数と言い換えてもいいでしょう)になると生じるようです。

ショックに耐えられる脚作りはリサ-チ中ですが、今回のかすみがうらでのミスチョイスは、何と言ってもシューズです。

ハーフマラソンと同じNike+ Speed Spiderを履いて参加したのですが、これが良くなかったようです。今の私の脚力では、Nike+ Speed Spiderでハーフは耐えられても、フルでは耐えられません。Nike+ Speed Spiderにしてから、ハーフの自己記録更新が継続していたため、調子に乗ってしまいました。 シューズのクッション性の大切さを痛感しました。

今の私が追い求めるものは、スピード(自己記録更新)ではなく耐久性だと思いました。

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